こんにちは、おすぎ(@osugi_pkmn)と申します。
S27(シングル)で使用した構築紹介をします。
TNおすぎ 178勝141敗 R1848 最終637位
レンタルコード「0000-0002-BFBT-H4」で公開していますのでぜひお試しください。
【概要】
コンセプト:素早さ操作からとを通す。
- @弱点保険 プリズムアーマー
- @チョッキ テラボルテージ
- @後攻尻尾 ミストメイカー
- @拘りスカーフ かわりもの
- 実数値(努力値):155(252)-*-69(4)-*-110(252+)-47(-)(s0個体)
- 変身
- @ゴツメ 静電気
- @ズア 加速
- 実数値(努力値):167(252)-*-121(92)-*-89-168(164+)
- 鉄壁 バトンタッチ 身代わり 守る
【構築経緯】
- 禁止伝説2体が使用可能ルールの初回ということで、トップメタの&軸に対して安定したプレイングができ、にも強い構築を目標としました。
- ととろ様の構築記事の@チョッキの性能に感動し、などの特殊禁止伝説との撃ち合いに安定して勝てるを軸に組み始めました。
- はに弱いため、を採用。竜舞物理型で採用すると、とまとめて受けられてしまったり、で切り返される可能性があるため、これらのリスクが低いアシパ型としました。
- ・は悪が一貫するため、対策をしつつ様々なサポートが可能なを採用。・・を基本選出としました。
- にを一任すると剣舞持ちへの回答が無いため、を採用。軸には・・という強い選出が出来るようにしました。
- ここまでで、やとのサイクル戦が厳しいと感じ、対面操作が出来るを補完として採用。
- 最後にミラーへの回答として、こちらのの素早さと防御を底上げ出来るを採用。運用するにつれてとの相性も良いことが判明し、思いのほかシナジーがあったためこれで完成としました。
【所感】
- 禁止伝説1体環境におけるとは、相性関係が明確すぎて選出択が生じやすいポケモンでした。禁止伝説2体環境となり、これらを組み合わせることで誘ったポケモンがきちんと選出されるように誘導出来るように組めたことが良かったです。
- このルールは始まったばかりですが、「禁止伝説2体を安定して選出出来る構築が結局強い」というのが現状の自分の中での結論でして、奇襲されづらい流行外の組み合わせを見つけられたことは幸運だったと思います。
- 構築全体の相性関係ですが、やのような前のめりな禁止伝説を軸とした対面構築は得意です。一方、やのようなサイクル適正がある禁止伝説が軸のサイクル構築はこちら側が強引に崩しにいかないといけないためやや苦手です。ただし純正受けループのような極端なサイクル構築の場合は、アシパ型が刺さりますので比較的有利です。
【個体紹介】
<日食ネクロズマ>
@弱点保険 プリズムアーマー
実数値(努力値):204(252)-177-196(252+)-133-130(4)-87(-)(s31個体)
メテオドライブ アシストパワー 瞑想 月の光
に強い禁止伝説として採用し、本構築の軸として最も選出しました。
序盤のサイクル戦で相手の引き先に圧力を与えられるように、ラスカではなくメテドラを採用しました。が環境に多く、結果的に正解でした。
また、今環境では対策としてゴツメ持ちが流行していたためか弱点保険は考慮されづらく、不利な状況からも勝ち筋が発生する点が優秀でした。プレイング上の注意点として、瞑想アシパで詰めにいく際にダイスチルを可能な回数押しておき、ダイマ後の体力管理に余裕を持たせておくことが重要と感じました。
積みエースでありながらに強いという点が本当に偉いです。竜王戦の時からを上手く使えず悩んでいたので、今回でだいぶ仲良くなれた気がします。
<ブラックキュレム>
@チョッキ テラボルテージ
実数値(努力値):231(244)-211(12+)-120-*-142(252)-115
氷柱張り クロスサンダー シャドークロー ボディプレス
特殊型対策の禁止伝説として採用しました。
見せ合い時点で刺さっている場合は、積極的に先発起用します。やといった役割対象がいる場合には選出、いない場合には無理に選出しないようにしていました。
はもちろん、やとも対面から打ち合っていける性能が優秀でした。テラボルテージと氷柱張りで、や、などの厄介なポケモンを前のめりにならずに倒せる点が素晴らしいです。HP依存の性能をしているため、に切り返されても問題無く、の起点になる点が高相性です。
ダイナックル媒体のボディプレスがの鉄壁バトンとシナジーを持っているのが面白いのですが、残念ながら活躍機会に恵まれませんでした。
<カプ・レヒレ>
@後攻尻尾 ミストメイカー
実数値(努力値):177(252)-*-151(124)-115-183(132+)-105
ムーンフォース 自然の怒り トリック 挑発
・のサポートとして採用し、主に先発で選出しました。
尻尾トリック型は非常に強い型なのですが、初手から択になることが多くプレイングがやや難しいです。尻尾トリックを迷わず押していくというよりは、に引かれたり様子見で身代わりが来ることを考慮して自然の怒りを押して相手を削る動きを心掛けていました。
尻尾トリックが決まった場合には挑発から自然の怒り連打で裏に繋ぐ動きを基本としていましたが、HPに余裕があり悪への役割がまだ持てる場合などは残して引くこともありました。
アシパ型との相性は有名ですが、ミストメイカーで竜技が弱体化するのでとの相性補完も良いです。は今環境で数を減らしているので、ダストシュート持ちのはやめて欲しいです。
<メタモン>
@拘りスカーフ かわりもの
実数値(努力値):155(252)-*-69(4)-*-110(252+)-47(-)(s0個体)
変身
相手のエースの切り返し役として採用し、主に軸や軸に対して選出しました。
見せ合い時にいるだけで相手の禁止伝説2体選出を抑制する効果があり、一般枠が余る今環境では入れておいて損は無いポケモンだと思います。
後続に忍ばせておくのが基本的な使い方かと思いますが、&軸のような前のめりな構築に対して先発起用して様子見しつつ、やに交代してダイマを先に切らせる動きも強いと思います。
<サンダー>
@ゴツメ 静電気
実数値(努力値):197(252)-*-144(204+)-146(4)-111(4)-126(44)
ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
サイクル戦が想定される場合のクッション役として採用しました。
とは調整上瞬間火力が出ないので、や、に器用にサイクルを回されるとジリ貧になってしまいます。これらに比較的有利が取れ、対面操作が出来つつ悪に不利を取らない、出来れば地面無効な一般枠を探したところ、そんなポケモンはしかいませんでした。相手視点ではも見せ合い時点で無視出来ない存在のため、見せ合い時点での圧力もあって強いと思います。
選出率は低く、主にかがいる時にピンポイントで選出していました。採用した禁止伝説2体がに弱いので、念のために素早さ+1で最速抜き調整としました。
<ペンドラー>
@ズア 加速
実数値(努力値):167(252)-*-121(92)-*-89-168(164+)
鉄壁 バトンタッチ 身代わり 守る
・のサポートとして採用し、主にミラー戦に選出しました。
&という並びが格好良くて使ってみたいなと以前から思っており、バトンが構築の本来のコンセプトでは無いため良い組み方では無いのですが強引に放り込んでみました。
相手のと対面した場合には、鉄壁で相手の竜舞の防御上昇速度に勝てるため積む度に有利になります。相手もアシパ型だった場合には身代わりを貼りつつ加速し、鉄壁を積み切ってに繋ぐことで最終的なアシパの火力が上がり微有利を取れます。
また、に繋いでも強いです。先発で選出して守るからバトンで一旦に繋ぎ、相手のサイクルを荒らした後に再びを出し、今度はに繋ぐという動きも狙えて楽しいです。
【終わりに】
最後までお読みいただきありがとうございます!
質問など、Twitter(ID:@osugi_pkmn)に気軽にご連絡ください。
【構築作成時の参考記事】
構築作成時の参考記事を下記に記載します。
皆様分かりやすい記事を公開いただきありがとうございました!
- について
下記のととろ様の調整・技構成を利用させていただきました。
S25最終最高レート2012最終92位「ホイップキュレムループ」|tatsuss_1997|note - について
下記のとっつぁん様の調整・技構成を利用させていただきました。
- について
下記のなおまる様の調整・技構成を利用させていただきました。